信州木工会とは |
信州木工会は、長野県在住の木工家・クラフトマンが、技術の交流・共同開発・情報交換を目的に結成した任意団体です。
普段は長野・松本・木曽・安曇野など県内各地に工房を構え、独自の創作活動をしている“作家・職人・クラフトマン”たちが、年に数回、それぞれの作品を持ち寄り、展示会を行ったりテーマを設定して情報交換勉強会を開催しています。
信州に息づく伝統工芸の後継者、木に魅せられものづくりの魅力に駆り立てられ技術を身につけた者。信州の自然・環境にあこがれ移り住み職業に“家具作り”を選んだもの…。メンバーのプロフィールはバラエティに富んでおり、作り出す作品も、伝統家具からカントリーテイストの家具、シャープでスタイリッシュな“ファニチャー”まで多岐にわたり、それぞれに独自のこだわりや個性を持っています。
作品のかたちは様々ですが、その全てがメンバーの手による、ハンドメイド作品です。そして、「家具を使ってくれる人」とface to face で向かい合い、その人の表情を、あるいは生活を思い浮かべながらものづくりをします。
木の素晴らしさを伝えたい・人の手から人の手にわたる「もの」のあたたかさや「ほんとうのもの」のよさを大事にしたいこの気持ちはメンバー全員の根底を流れているのです。
「信州木工会」は、木工組合でもクラフト販売団体でもありません。このような「ほんものをつくる気持ち」という精神的な共通項を持った者だけが集まり活動しているグループです。 |
インフォメーション |
●展示会
年に数回、東京、神奈川、名古屋、長野などで共同の展示会を開催しています。また、会員が数名単位で各地で展示会を開催しています。展示会の会場では、作家が製作の実演をしたり、木工教室(夏休み親子木工教室など)を行うこともあります。(展示会によって内容が異なりますので、各展示会の情報をご覧ください。)展示会の情報は→こちらのページをご覧ください。 |
展示会でご覧になれるもの(展示会によって異なります) |
家具 |
テーブル(一枚板テーブル、ダイニングテーブル、センターテーブル、ローテーブル、座卓)
椅子(ダイニングチェア、ソファ、ロッキングチェア、書斎椅子、ラウンジチェア)
キャビネット(食器棚、箪笥、チェスト、TVボード、サイドボード、書棚)
デスク(学習机、ワークデスク、ライティングデスク、ライティングビューロー)
その他(ベッド、コートハンガー、姿見、ホールミラー、壁掛けミラーなど)
家具の材料には、楢(ナラ)、タモ、欅(ケヤキ)、ミズメザクラ、樺(カバ)、桜(サクラ)、胡桃(クルミ)、ウォールナット、チェリー、桐(キリ)、シオジなどを使用しています。 |
漆 |
漆器(椀、ナツメ、盆、膳、卓子、グラスなど) |
編み |
籐、蔓などを編んだ作品。 |
小物 |
木で作った小物(時計、額、フォトフレーム、おもちゃ、鏡、組み木の絵、木壁画、箱など) |
|
|
●オーダーメイド家具(注文家具)について
展示会でご覧になった作品について、サイズ、形、色、木材の種類などについて、オーダー製作することができます。また、まったく新しいデザインの家具をオーダーすることもできます。展示会の会場で、作者にお問い合わせください。
展示会期間中以外は、直接各会員にお問い合わせいただくか、信州木工会事務局までお問い合わせください。 |