森戸工房を後にし、杉並木をさらに北上し日光へ、日光田母沢御用邸を見学しました。
日光田母沢御用邸記念公園にある旧日光田母沢御用邸は、明治32年に大正天皇(当時:皇太子)のご静養のため造営されたものです。旧御用邸のうち本邸が現存する唯一のもので、江戸・明治・大正期における建築技術や材料の粋を集めて造られた国内最大級の木造建築物です。(平成15年には、国の重要文化財に指定されました。

謁見所 天皇陛下が公式の面会に使用した部屋

御学問所 天皇陛下の書斎として使用されていた
最後の訪問地、東照宮では閉館時間が迫っていたためやや急ぎ足で、三猿、陽明門、眠猫、本社、鳴龍と周りました。


ここへ来るのは、小学校の修学旅行以来なので、23年ぶりぐらいです。やはり修学旅行の学生たちが見学している様子をみながら、なつかしさがこみあげてきました。
こういった場所なので、前とも変わった様子もなく、違うのは、世界文化遺産になったことぐらいでしょうか、

陽明門の前で、最後の記念撮影、そして帰途につきました。
尚、集合写真はすべて山戸さんに撮影していただいたものです。
以上、かなり盛りだくさんの研修旅行でした。
私は、信州木工会に入ってまだ日が浅く、研修旅行も当然初めての参加になりました。
日々の忙しさの中で、つい忙しいことを言い訳にして、出不精になっていたこともあってか、今回の2日間は本当に密度が濃く、有意義なものになったと感じました。
なんと言っても、石堂氏をはじめ松崎氏、森戸氏などものづくりの大先輩の話をじかに聞けたことにあると思います。そういった人たちのパワーや情熱が自分にとって大きな刺激となったことは間違いないと思います。
最後に、このような貴重な体験の準備、企画をしていただいた、谷さんをはじめとする信州木工会の皆さんに感謝したいと思います。ありがとうご |